3DCGを勉強したらTOEICが850点になりました

3DCGを勉強したらTOEICが850点になりました

BINGE
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Visuals
2025/01/19

BINGEです。

「進研ゼミを始めたら彼女が出来ました」感のあるタイトルですが、大まじめでございます。

TOEIC850点は英語学習者としては少し中途半端ですが、
好きなことを学ぶなら英語を一緒に勉強しないのはもったいないという話です。


英語を勉強したきっかけ

コロナ前の2019年、当時の僕は音楽関係の仕事をしており、映像も英語もまったく分からない状態でした。しかし、2020年にコロナの影響でライブイベントが激減。
世間が「家でできる新しい趣味を見つけよう!」という流れになった中で、素材がなくても1人で完結できる3DCGに興味を持ちました

最初はYouTubeのチュートリアルを見ながら独学でBlenderを学習。しかし、情報を探すうちに「役立つチュートリアルは英語がほとんど」だと気づきました

↓最初にチュートリアルを見ながら作った思い出のスターです。BlenderでモデリングしてAdobe Dimensionで画像の中に配置しました。

↓最近作った映像です。

Blenderを勉強して少し経った頃、弊社Yogo Management OfficeとMagnetica Studioの協作でMVを制作することになりました

たくさんの実力のあるクリエイターに囲まれる中、必死で情報を探すも英語のチュートリアルが理解できず、もっと役に立てるようになりたいと思ったのが英語を始めたきっかけです。

当時Blenderも今ほどユーザー数が多くなく、頻繁なアップデートで書籍の情報はすぐに古くなる状況でした。

また、自分に必要な情報を探し、応用できる形で習得するには、英語の情報をそのまま理解する必要がありました。


TOEICのスコアの推移

英語を本格的に学び始めたのが2021年3月
その年の9月に初めてTOEICを受けた結果は590点でした。三単現のSも知らなかったのでおそらく勉強を始める前は400点台だったと思います。

そこから約1年後、2022年のTOEICでは765点。

さらに、2024年には850点まで伸びました。

TOEICのための勉強は一切せず、 受験前に一度過去問を解くだけにしました。

このグラフのポイントは半年~1年の学習で、CEFR基準のB1(海外旅行や日常会話ができるレベル)に到達できるという点だと思います。
日常会話がわかればチュートリアルの専門用語以外がなんとなくわかるようになってきます。
最初に気合を入れて英語を勉強し、英語の記事やチュートリアルに毎日触れることで、CGを学ぶ過程で自然と英語を学習できます


AI翻訳じゃダメなの?

最近はAI翻訳が発展しているので「英語を学ばなくてもいいのでは?」という意見もよく聞きますよね。

僕は英語が分かる人と同じ速度、もしくはそれ以上で知恵の実をもぎれるならそれでもいいかなと思います。 (ただチュートリアル動画を耳で聴きながら手を動かせるのはストレスが少なくて嬉しいです)
最近初めてイラストを描いてみたのですが、10時間かけた僕の絵よりAIに3秒で生成してもらった絵の方がクオリティが高いです。
でも「絵が描ける自分」を体験するためには自分が絵を描くしかないので、いくらAIの方がすごくても他人事に感じるんですよね。
AIに翻訳してもらうより「英語を話せる自分」になりたくないですか?

最後に

CGを勉強するには英語を勉強した方がいい、
英語を勉強するなら好きなことで勉強した方がいい
でも「そもそもどうやって英語を勉強するかを教えろや」と思う方もいるかと思いますので、僕が英語を勉強した手順を書いたノートをここに置いておきます。


偉そうに記事なんて書いてみましたが、
僕はまだまだ勉強中の身なので今年はもっとたくさん勉強してかっこいい映像を作れるように頑張りたいです。